月: 2018年7月

ベジタリアン・ヴィーガン料理を提供する旅館を探す時のキーワード

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私は温泉のある旅館に宿泊してゆっくりと時間を過ごすのが好きですが、旅館での宿泊には食事の面で問題があります。多くの旅館では夕食も朝食も提供されるので、ホテルに泊まる場合と違って、ベジタリアン向けの食事を自分で確保するということがしにくいからです。

 

多くの旅館は、問い合わせをしてよく説明をすれば、ベジタリアン・ヴィーガン向けの食事を手配してくれるようです。とくに小さな観光地では旅館の選択肢が少ないことがしばしばあり、そこがベジタリアン対応してくれないならばその地域には泊まれないという状況もありますが、今のところ、私はそういうときにもヴィーガン向けの食事を準備してもらえなかったことはありません(ときどき、誤解があって牛乳が使われていたことなどもありましたが)。案外、柔軟に対応していただけるものです。

 

それでも、ベジタリアン向けの食事を提供してくれる旅館を簡単に検索出来ればとは思うものです。残念ながら、今のところは、そういった旅館を紹介するまとまったサービスは無いようです。

 

私は、旅館に泊まろうとする場合、宿泊希望の地域名と、「旅館」、それから「ベジタリアン」や「ヴィーガン」といったキーワードでGoogle検索をして、じゃらんやその旅館自身のホームページの情報に引っかかるものがないか探しています。これで見つからない場合でも、「精進料理」で探すと見つかることもあります。それでも見つからない場合は…仕方がないので電話で交渉するか、あるいは、近くによいベジタリアンレストランがあるようなら、素泊まりのできる旅館を探します。

JALのヴィーガンミール2 東京-オーストラリア

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以前フランクフルト・東京間のJALのヴィーガンミールをご紹介しました。最近二度オーストラリアに行く機会がありましたので、今回は、そのヴィーガンミールがどのようなものだったか紹介します。

 

1. 成田発メルボルン行き

 

 

メインはサフランライスと焼き野菜、それに大豆のソーセージでした。見た目の通り大変シンプルな料理で、失敗がない代わりに驚きもないものでした。デザートのヴィーガンチョコレートは、JALのいろいろな路線で提供されているようですが、私のお気に入りです。

 

 

メインは、なんというものなのかよく分からないのですが、野菜を何層か重ねてパテのようにしたものでした。おいしそうに見えたのですが、つなぎの部分に思ったほど味がなく、淡白な印象でした。

 

2. メルボルン発成田行き

 

 

メインは麻婆豆腐のようなもので、辛みが程よくおいしかったです。右上のクルミにかかっているソースは、なんというものなのか分かりませんが、こちらもスパイシーで、きゅうりスティックにもなかなか合う味付けでした。メインの豆の味付けが多少薄かったようにも思いますが、全体として満足のいくものでした。

 

3. 成田発シドニー行き

 

 

サフランライスにソイミートハンバーグがメインでした。私はとくに肉が恋しくなることはないので、肉に似せた料理は必要だとは思わないのですが、このソイミートはなかなか歯ごたえがあっておいしかったです。左上のサイド二皿はややお酢が強くて、酢の物があまり好きではない私はちょっと苦手な味でした。

 

 

 

メインは、デミグラスソースのようなものに絡めて野菜を焼いたものでした。後味がややしつこくはありましたが、悪くはありませんでした。私はオリーブが大好きで、自宅にも常備しているくらいなので、こうしてサイドに少しだけでも出してくれると嬉しいです。

 

4. メルボルン発成田行き

 

 

見比べていただけると分かるように、前回のメルボルン発成田行きと全く同じ内容でした。ちなみに、これは深夜にメルボルンを発って日本に早朝に着くもので、こうしたしっかりとした食事は到着2時間前の1回だけで、離陸直後に提供されるのは袋入りの軽食のみです。私としては、深夜に食事したくありませんし、早々に寝たいので、このように食事の量を減らしてもらえる方がありがたいです。