カテゴリー: 雑記

はじめに

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私はいま、双子の男の子の面倒を見るため、パパママ育休プラスの制度を使って、2カ月間の育児休暇をとっています(2017年末時点)。

これをきっかけとして、ブログをはじめてみることにしました。仕事と距離をおいて、子どもたちが日に日に成長するのを実感しながら過ごしていると、私もなにか新しいことをやってみようという気持ちになったからです。

ときには気分によってその場限りのテーマで書くかもしれませんが、基本的には、動物開放論、ないしはベジタリアニズムについて語っていくつもりです。私は2006年からベジタリアンで、2010年からはヴィーガンです。ベジタリアンはまだごく少数派ですが、最近は、テレビなどのメディアでもベジタリアンという生き方が多少とりあげられるようになってきました。

しかし、なぜベジタリアンになるのかということについて、まじめに語られることはほとんどないように思います。残念ながら、いまの日本では、大多数の人にとって、動物を搾取しないという生き方は、ただの酔狂であり、他人事でしかありません。ベジタリアニズムは、「なぜ肉を食べないのか?」という形で問われることがほとんどです。これは、マイノリティであるベジタリアンを特異なものとみなすだけで、日常や自分自身に跳ね返ってくる問いではありません。

ベジタリアンの側からのマジョリティへの問いかけはこうです。「なぜ肉を食べてよいのか?」あなたがベジタリアンでないなら、どうかこの問いに納得のいく答えを与えていただけないでしょうか。もしこの問いを自問したことがないなら、このブログが、それを考えるきっかけとなることを願います。