月: 2018年3月

JALのヴィーガンミール

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今回、フランクフルトから成田への移動でJALの便を利用しました。この路線のヴィーガンミールがどのようなものか、紹介したいと思います。

 

日本航空での機内特別食注文の仕方

 

まずは、JALで機内特別食をどのように注文できるかについて。詳しいことは当然JALのホームページに記載されていますが、今は航空券の予約後にWeb上で注文ができるようになっているようです。以前はWeb上では航空券を予約するのと同時にしか注文できず、しかもマイレージバンクのアカウントをもっていて搭乗者情報が登録されている場合には、特別食を注文できる画面(搭乗者情報入力・編集画面)がスキップされてしまうという、トリッキーな仕様になっていました。

今は逆に、航空券を予約する段階では、特別食の注文ができないようです。実は私は、今回の旅行前(2018年1月に航空券の予約をしたと思います)にはこの仕様変更に気づかず、なぜ予約時に特別食の注文ができないのかといぶかしがりながら、航空券購入後に問い合わせフォームからのメールにてヴィーガンミールへの変更を依頼しました。

航空券購入後の管理画面で機内特別食の注文ができるようになったのですから、わざわざメールを送ったり電話をしたりする必要はなく、簡単になったはずです。ただ、これまでメールでの注文も何度かしたことがありますが、毎回24時間以内には処理を終えた旨の返信があり、サービスの点ではすでに十分満足はしていました。

 

JALのフランクフルト-成田間機内食の内容は?

 

今回の機内食は、以下のようなものでした。

 

 

スパゲッティがメインで、ベビーリーフのサラダとヴィーガンポテトサラダがサイドという構成でした。

ベビーリーフにあまり良し悪しはありませんが、スパゲッティも(調理から時間が経つのでどうしても出来立ての食感とは違いますが)ポテトサラダも適度に味が濃く、おいしくいただくことができました。また、左下のMestemacher (日本ではメステマッハーと表記されているようです)というブランドの雑穀パンは、初めて食べたのですが、あまり乾燥しすぎておらず、日本人にも食べやすいパンだと思いました。

 

ヴィーガンミールは3回に1回くらいはひどいものに遭遇してしまうものですが、日本航空のヴィーガン食は、日本から出るときも日本に戻ってくるときも、まずいものに当たったという覚えがありません。塩胡椒が食事についてこないのも、もともとの味付けで十分なので全く問題ありません。

また、機内食以外のサービスについても、とくに日本人にとっては、海外の航空会社とは一線を画す水準ではないかと思います。

航空券の価格は多少高いですが、機内食の質とサービスの質とを考えると、JALはやはり安心して選べます。

イベリア航空のヴィーガンミール

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出張で、スペイン経由の移動とスペイン国内での移動とがあり、イベリア航空を利用しました。ヴィーガンミールを注文しましたので、そのレビューをしてみます。

 

イベリア航空での機内特別食注文の仕方

 

イベリア航空は今回初めての利用でした。特別食を注文する以前に困ったのが、航空券の予約購入をしても確認のメールが送られてこなかったこと。イベリア航空の公式ページから便の予約をし、メールアドレスを正しく入力し、支払いも正常に完了し、確認画面にメールで情報を送りますと書かれていたにもかかわらず、何も届きませんでした。スペイン国内便もいくつか予約したのですが、いずれも同様に、何の音沙汰もなしでした。

幸い、6文字の予約記号をきちんと記録していたので、予約の管理画面からEチケットを入手することができました(ただし、日本語サイトでは管理画面が見つけられず、スペイン語のサイト内を探してようやく見つけられました)。

 

蛇足ですが、実は以前、カンタス航空で同様のことを経験しました。そのときはメールが届かないという事態が起こるとは考えてもいなかったので、予約記号を記録していませんでした。いくら待ってもメールは届かず、また、予約記号なしにはホームページから予約の管理画面に入ることもできません。英語サイトから予約していたのでオーストラリアのカンタス航空カスタマーサポートに電話してみましたが、「予約記号がなければEチケットは送れません」と、強い調子で言われました。名前などの情報から検索できるはずでしょうと言っても聞いてもらえません。あまりに頑ななので、別の人に頼むしかないと、いったん電話を切りました。

しかし、試しに日本のカスタマーサポートに電話してみると、丁寧な対応で、すぐに予約を検索し、Eチケットをメールで送ってもらえました。サービスの質の違いに驚かされたものです。

予約記号がなくてもなんとかなるということはわかりましたが、この経験をして以来、どの航空会社を使うにせよ、予約記号は必ず控えるようにしています。

 

さて、イベリア航空での特別食注文方法の話に戻ります。航空券の予約をしたら、予約の管理画面に移動します。日本語サイトや英語サイトからたどり着けない可能性があるので、スペイン語サイトのスクリーンショットを載せておきます。

 

まず、画面上部でTus vuelos → Check-in online → Gestiona tu reservaと選択します。

 

 

次いで、予約情報の入力画面が表示されます。左側の入力欄に、名字と予約記号を入力すれば、該当する予約の情報が表示されるはずです。

 

 

予約情報の中から、機内食(comida)に関するものを探し、希望する内容を選択します。この記事を執筆している時点では、もう旅程の残りにイベリア航空の国際線がありませんでしたので、機内食関係の部分をスクリーンショットに収めることができませんでしたが、ここまでくればあとはすぐ見つけられると思います。

 

イベリア航空の機内食の内容は?

 

私が利用した時のイベリア航空のヴィーガンミールは、以下のようなものでした。

 

 

メインはナスやパプリカにトマトソースをかけて蒸したもの(ラタトゥイユとはまた違った感じでしたが…)でした。野菜自体はあまり味がありませんでしたが、トマトソースは濃厚で、絡め合わせると美味しく食べることができました。

 

予約確認メールの問題などありましたが、それを除けばとくに問題になるところもありませんでした。スペインが目的地でしたら、日本からの直行便があるので、おすすめです。