エルメスのワニ皮はどこからきているのか?
動物解放論者・ヴィーガンとして、私は服飾品でも動物由来のものを避けるようにしています。その一方で、服に使われている動物がどこからきているのかということは、あまり意識していませんでした。とくに、ワニの皮など、そもそも普段服を買う場面で出くわす機会がないので、これまでの人生で考えたことがありませんでした。
こうしたワニ皮は、大部分がオーストラリアの農場で育成され、出荷されているもののようです。
ワニ農場というものがあるとは考えたことがありませんでしたが、確かに、商業的には、野生のワニを探して捕らえていては利益は出ないでしょう。
野生のワニを捕まえるのも倫理的でないと考えますので、人工的に繁殖させられているからどうだというのではありませんが、それにしても、ファッション業界の裏側にこのような世界があるということは覚えておきたいものです。