カテゴリー: ヴィーガン製品

スーパーで手に入るヴィーガンが食べられる食材(2021年春)

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最近は世界的なヴィーガニズムの普及にともない、日本でも動物性の原料を使用していない食料品が増えてきました。まだまだ選択肢が豊富にあるとは言えませんが、今でも、一度ルーチンとして食べられる食材を見つけて決めてしまえば、ヴィーガンの生活を送ることはたいして大変ではありません。

ここでは、ヴィーガン/ベジタリアンや、これからそうした生活に入ろうかと考えているかたがたに向け、ヴぃー癌である私が普段から食べている食材を紹介してみます。参考になれば幸いです。

なお、ここで紹介するのは、「直接の原材料として動物性のものを使用していない」食品です。厳密に言えば、たとえば野菜を生産するにも動物由来の堆肥を使用しているものですから、このレベルでの厳密なヴィーガンを実現することは極めて困難です。この点ご了承ください。

主食

【ケロッグ フルーツグラノラ朝摘みいちご】

https://www.kelloggs.jp/ja_JP/products/fruit-granola-asatsumi-ichigo.html

最近のお気に入りです。グラノーラは各社から様々な商品が出ていますが、その中でも比較的安価な本商品は、動物由来の原料を使用していません。豆乳と組み合わせていただければと思います。

【タカキベーカリー しっとり豆乳ブレッド】

https://www.takaki-bakery.co.jp/product/variety/v24727.html

専門のパン屋のバゲット等はともかく、スーパーで売られているパンのほとんどは牛乳や卵を使用していて、ヴィーガンには食べられません。そうした中で、いくつかは選択肢があります。お気に入りは、タカキベーカリーのしっとり豆乳ブレッド。牛乳・卵を使用していないながら、柔らかい日本人好みの食感を実現しています。

【パスコ スペシャルセレクション/窯焼きパスコ】

https://www.pasconet.co.jp/pss/lineup/

https://www.pasconet.co.jp/kamayaki_pasco/products/

パスコの「スペシャルセレクション」シリーズと「窯焼きパスコ」シリーズには、牛乳・卵を使用していない商品がいくつかあります。実際には購入時に手に取って原材料を確認いただければと思いますが、私が普段よく買うのは以下の商品です。

●スペシャルセレクション
 ・パン・ド・カンパーニュ
 ・ジンジャーくるみ
●窯焼きパスコ
 ・国産小麦のバゲット
 ・国産小麦のミニブール

おかず

【ミツカン 金のつぶ梅風味黒酢たれ(納豆)】

http://www.mizkan.co.jp/natto/product/umekurozu.html

タンパク質源として、大豆製品の納豆はヴィーガンの健康維持に大事なものですが、ほとんどの商品のたれにかつお節エキスなどが使用されているため、案外食べられる商品が少ないです。そうした中でも、ヴィーガンが食べられる数少ない納豆がこちら。梅風味の黒酢を使用しているため、通常の納豆と比べると多少くせがありますが、私は好みの味なのでよく購入しています。

【秋本食品 王道キムチ】

https://www.akimoto.co.jp/product/wando_kimuti/

キムチも、いろいろと動物性のエキスが使用されていて、食べられるものが限られます。ヴィーガンが食べられて、比較的多くのスーパーで見かけるキムチとして、この王道(ワンド)キムチがあります。味は辛すぎることもなく、甘くもなくと言ったところなので、辛いものが好きであれば唐辛子を入れるなどして調整するのがよいです。

インスタント食品

【農心 辛ラーメン】

https://www.nongshim.co.jp/

誰もが知っている辛ラーメンですが、袋入りインスタント麺の原材料には動物性のものが使用されていません。辛いものが苦手であれば食べられないでしょうが、好きであれば非常によい選択肢となります。

【トップバリュ みそラーメン】

https://www.topvalu.net/items/detail/4902121777945/

インスタントラーメンはほとんどがポークエキスやチキンエキスを使用しており、ヴィーガンには食べられません。しかしトップバリュのみそラーメンは、動物性のものが含まれていません。大変安価で、イオン系のスーパーにて簡単に手に入ります。なお、トップバリュには漢字の「味噌ラーメン」という商品もあります。パッケージも非常に似ているのですが、こちらは動物性のものを使用してるため、注意が必要です。

ヴィーガンが食べられる食品は他にもいろいろあります。またの機会に紹介できればと思いますし、ぜひご自身でも探してみていただければと思います。

ヴィーガンシューズは環境によいのか?

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ヴィーガンになる動機にはいくつかの種類があります。

昨今もっとも多いのは、「環境によいから」という理由ではないでしょうか。畜産業が縮小すれば、その分飼料作物の必要が減って農地も要らなくなり、環境への負荷が小さくなります。また、畜産業はそれ自体が多くの温室効果ガスを発生させています。ヴィーガンになることで、こうした環境への悪影響を軽減しようというのが、最近ヴィーガニズムが注目されているもっとも大きな理由だと思います。

これに対し、「靴を選ぶ」という観点から、ヴィーガンシューズが必ずしもそうでない靴と比べたときに環境に対する負荷が小さいわけでもない、ということを論じたのが以下の記事。

https://www.gearpatrol.com/fitness/a35814566/why-vegan-shoes-are-not-saving-the-planet/

たとえば、ビーチサンダルにはふつう動物性のものは使用されていないので、ヴィーガンです。しかし、代わりにプラスティックが使用されています。買い物袋やストローが問題になるこのご時世で、はたしてリサイクルの見込みの薄いプラスティック製のサンダルや靴を生産することの環境負荷がどの程度になるのかは、よくよく計算しなければ評価できないでしょう。

加えて、人工皮革の原料であるポリ塩化ビニル(PVC)には、柔軟性をもたせるための可塑剤にフタル酸エステルなどが使用されています。これら可塑剤は内分泌攪乱物質として乳児用品への使用が制限されるなど、多少の危険を伴う可能性があるもので、人工皮革から溶出してくる可能性があります。環境に対する害という点でどのくらいのインパクトがあるのかは分かりませんが、人体への影響は多少あるのかもしれません。

ヴィーガン素材の一部に上記のような課題がある一方で、世界的なトレンドとして、動物素材を使用した靴が次第に環境に配慮したものになってきてもいます。また、靴用の皮革はそもそも食用とされる動物の本来は廃棄される部位であったりしますから、おおもとである食においてヴィーガニズムが広がらなければ、皮革を使用しようがしまいが変わらない、という可能性もあります。

上記のように、環境のことだけを考えてヴィーガンになろうとするのであれば、それは必ずしも正しい判断ではないという可能性があります。そもそも、環境への負荷を最小限にしようとするとき、「動物由来のものを一切使用しない」というのは最善解にはなりえないでしょう。靴だけでなく、その他の衣料品や食についてもそうですが、動物由来の原料を環境負荷が極めて小さくして利用できる場面は多々ありえるからです。たとえば、繁殖し過ぎた鹿を狩って、食料や皮として利用する場合は、環境に対する負荷はほぼゼロか、あるいは森林が荒らされるのを軽減するという意味で、かえって環境に対してプラスになるかもしれません。

環境のためにヴィーガンになるのなら、少なくとも単に動物由来の原料を使用していないということだけでなく、どのような原料を使っているのかまで、製品をよくよく見極める必要があるでしょう。

一方で、動物に対する搾取をやめるべきだと考える倫理的な観点からヴィーガンとなることを選ぶのであれば、やはり靴についてもヴィーガンの選択をすることになります(私もそうです)。

さて、最後に、ヴィーガンシューズをふたつ紹介します。有名な例なのでご存知かもしれませんが、アディダスがいまヴィーガン/サステイナブル志向のスニーカーを販売しています。

https://shop.adidas.jp/item/?sustainable=vegan

他にもネットで検索すればいろいろな製品が見つかるかと思いますが、私自身は以下のブランドのシューズを愛用しています。

https://www.bravegentleman.com/